Who is The Scarlet Pimpernel?

とっくに日付は変わってますがわたしが寝るまでは今日ということで、安蘭さんお誕生日おめでとうございました。

東京宝塚劇場 星組公演
三井住友VISAミュージカル
THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)
Book and Lyrics by Nan Knighton  Music by Frank Wildhorn
Based on the Novel
“The Scarlet Pimpernel” by Baroness Orczy
Original Broadway Production Produced by
Radio City Entertainment and Ted Forstmann
With Pierre Cossette, Bill Haber, Hallmark Entertainment and
Kathleen Raitt
潤色・演出:小池修一郎

先日千秋楽を迎えたこの公演、9月末に観に行ってきました。今更すぎですけど・・畳みます。
宝塚を離れた4年のブランクを埋めるには充分過ぎるほど楽しかった。元はブロードウェイミュージカルだそうですが、今回安蘭さんが主役ということで書き下ろされた曲が中心に据えられることで、より宝塚らしい、明るくていい作品になったのではないかと思います。安蘭さんはなるほど円熟期と言うにふさわしい、安定感のある主役ぶり。軽妙洒脱なヒーローがこんなに似合う人だったなんて!あすかちゃんは全然知らなかったのでどんなもんなんだろうと思っていたんですが、クボジュンみたいで可愛いし(上品で明るくて、冗談が通じると言う意味で・笑。顔も似てる)柚希さんはエネルギーが凄い。まだ若いけれど、二番手としてかなり頼りがいのある存在になっていると感じました。今回ももちろん格好よかったんですけど、次は元気な役が観てみたい。ショーヴランはやっぱりかわいそうだよねぇ・・。二階席で観ていたため民衆のシーンでのパワーや仮面舞踏会の華やかさが全体で見えてよかった。とても素敵でした。フィナーレでの剣を持った男役群舞は最高。久しぶりのロケットも、景気がよくていいよね。どんな感想だって感じですけど、ジャーン!ジャーン!って皆の脚がきれいに上がるとやっぱり気持ちがいいです。そして、安蘭さん主演の舞台は雨に唄えばで観ましたが、最後に羽を背負って降りてくるのは初めて観たのでやはり感動。というか、今までお休みしててごめんなさい、みたいな妙な気持ちに。わたし、帰ってきました!
このスカーレット・ピンパーネル、小池氏の大作ですから、今後も再演されていく作品なんでしょうね。今回が初演で完全にイメージが出来てしまったので、他の組の想像がつかないけど・・。

宝塚は今更言うまでもなく独特で、なかなか一見さんを寄せ付けないイメージがあるけれど、いざ劇場で観てみるとほんとうにキラキラして綺麗なんだよなぁ。というわけでまたすっかり夢中になってしまいました。ちなみに今はきりやんの動画にはまってます。「新人公演やからってなめたらあかんで!」スゴー!
あんまり関係ないですが、観月さんのドラマに井上芳雄さんが出ている!(ルドルフのイメージ)歌っていない!新鮮!