この世の春

何かは言いませんが日雇いのバイトをしましたらば、脚にすごい数のアザができて(右だけで5アザ)ユーウトゥです。自分のことを「ついていない」と考えるのが嫌いで、だいたいのことをポジティブに考えられるのですがここのところはどうも「ついていない」と思わずにおれぬことが続いたのです。小さなことでも積み重なると、あ、また嫌なことが・・と暗くなってしまうものですね。
でもねえーそのバイトの帰りにすごくいいことがありまして。もう今でもデレデレしてしまう。反芻するために書いておきます。電車の中なのですが、酔ったおじさんがぶつかってきたのです。わたしは気にもしなかったのですが思いがけず丁寧に謝られ、顔を見ると白い顎鬚をきれいに生やした紳士。はっきり言って元美男子、でも顔は真っ赤。もうきゅんとしてしまって、その後も何度か寄りかかられましたが、疲れて心も身体も冷えきっていたわたくし「あったかいし、いいや・・」という流される女。乗換駅に近付き、だんだん意識のはっきりしてきた紳士、すと手を差し出して の ど あ め く れ た ・ ・ !(笑)びっくりして「あ、大丈夫です!」と断ってしまったのですが、今思うと貰っておけばよかったです。後で友人にその話をメールしたら大笑いされ、きっとその紳士は妖精だと言われました。のどあめに見えたけれどほんとうは花の精が集めた蜜をかためたものだったのかもしれません。そのあと、閉店近いスターバックスへ。ここでもぼろぼろのわたしを哀れんでくれたのでしょうか、店員さん2人(美男子)がすばらしかった。キラキラして目がつぶれる・・!レジ君の慣れないがゆえのきちんとした接客、でもカップの文字が急にかすれてるとかちょっと間違えてるとか、ドリンク君から「熱いので気を付けて下さい(キラ)」と渡されたカップが言うほど熱くなくてむしろぬるいくらいだったとか・・!泣けてくる。アイドルかと。みなさーん!生きてればいいことありますよー!